WordPress提供のテーマ Twenty Sventeen を使い倒すにあたって、Twenty Sventeen を直接いじくるのはお勧めではありません。
Twenty Sventeen をベースとしてカスタマイズしたテーマを作りたいときは、Twenty Sventeen を親とする、子テーマを作成するのがよいです。
Twenty Sventeen はバージョンアップしていきますが、そんな時にも、親テーマはそのままバージョンアップさせて、子テーマは変わらずそのままにすることができます。
子テーマのディレクトリを作る
末尾に -2 や -child を付けるなど、やり方は人それぞれです。
ここでは 頭に my を付ける方向で行きます。
mytwentyseventeen というフォルダを作ります。
|-- wp-content | |-- themes | | |-- mytwentyseventeen (← 今 作成したもの) | | `-- twentyseventeen (← デフォルトのテーマ。元々ある。)
子テーマのディレクトリの中に style.css を作る
mytwentyseventeen/style.css というファイルを作り、中身を以下のようにします。
/* Theme Name: My Twenty Seventeen Template: twentyseventeen */
Theme Name は他と重複しない独自の名前を付けること。
Template は親テーマのディレクトリ名にすること。
親テーマのスタイルシートを読み込むようにする
mytwentyseventeen/functions.php というファイルを作り、中身を以下のようにします。
<?php add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'my_wp_enqueue_scripts' ); function my_wp_enqueue_scripts() { $parent_style = 'twentyseventeen-style'; wp_enqueue_style( $parent_style, get_template_directory_uri() . '/style.css' ); wp_enqueue_style( 'child-style', get_stylesheet_directory_uri() . '/style.css', array($parent_style)); }
子テーマを有効化する
これだけで子テーマが使用可能になる。
最低限のことしかしていないので、とてもそっけないテーマだけど、有効化が可能。
子テーマをカスタマイズ
ここまでできたら、基本は親テーマが適用されて、必要な個所に子テーマを適用していく形でテーマを作っていける。